ニュージャージ医科歯科大学のRiva Touger-Decke博士とJulie O'Sullivan Maillet博士に高度実践科学者の育成理念と将来像をお話いただきました。
日時: 2008年9月1日(月)13:30-16:00
場所: 静岡県立大学 小講堂
講師: | Dr. Riva Touger-Decker, Ph.D., R.D. |
Professor and Chair | |
Department of Nutritional Sciences | |
School of Health Related Professions | |
University of Medicine & Dentistry of New Jersey, USA | |
Dr. Julie O'Sullivan Maillet, Ph.D., R.D. | |
Professor and Associate Dean | |
School of Health Related Professions | |
University of Medicine & Dentistry of New Jersey, USA |
プログラム: | (座長) 静岡県立大学 栄養生理学研究室 合田 敏尚 |
13:30-14:30 | Registered Dietitians: Roles and Careers in Dietetics Practice |
米国登録栄養士:栄養専門職の実践における役割とキャリアー | |
Dr. Touger-Decker | |
14:45-15:45 | The Role of clinical Training in Creating Great RDs |
すぐれたRDを創るための臨床研修の役割 | |
Dr. O'Sullivan Maillet | |
Julie O'Sullivan Maillet博士
Riva Touger-Decke博士とJulie O'Sullivan Maillet博士(元米国栄養士会長)は、本学の客員教授であり、大学院生活健康科学研究科博士後期課程における単位認定海外研修である「臨床栄養エキスパート演習」を担当されています。今回、両博士が、本演習の事後研修および大学院レベルにおける栄養管理士(臨床栄養士)研修プログラム共同開発研究のため来日されましたので、この機会に高度実践科学者の育成理念と将来像をお話頂きました。
この2つのセッションでは、栄養専門職が臨床において十分な実践活動を行うために必要な教育と研修の要点が議論されました。特に、インターンシップ導入の重要性と価値、臨床栄養士の現在と未来への展望を取り上げ、実践に大きな影響を与えている種々の今日的な概念と問題、すなわち、「栄養ケアプロセス」、「標準化栄養判定コード」、「科学的根拠に従った実践」、「アウトカムリサーチ」について解説されました。
Riva Touger-Decker博士