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研究活動


研究成果:領域3


ヒト評価系のためのバイオマーカー探索・食品の安全性評価法の確立

本学グローバルCOEプログラムにより得られた研究成果を紹介します。

研究領域の概要

ヒト評価系に必要なバイオマーカーの確立のため、21世紀COEで培われた健康診断拠点を活用し、生活習慣病境界領域および健常人の血液・尿・唾液をもとにトランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム解析を実施します。各解析は拠点内に導入した最先端機器を用い、技術的に習熟した研究チームによって協力・実施します。これをもとに全代謝物包括的解析(メタボライトプロファイリング)を行い、新規バイオマーカー群を見いだします。バイオマーカーの標準化のため、拠点内の化学チームにより合成を実施し、さらに食品成分の体内動態解明のために、安定同位体を含む分子プローブを化学合成し、質量分析による解析システムを確立します。


・メタボライトプロファイリングとプローブ分子合成を活用したバイオマーカーの探索
・バイオマーカーの測定や病態解析を目的とした化学合成による標準物質の整備


主な研究成果

・生体物質をマイクロチップに固定化することで、簡便かつ迅速に測定可能なプロテオーム解析法や薬物代謝評価法などを開発しました。
・2次元電気泳動とTOF-MSを用いたプロテオーム解析によるバイオマーカーやカルボニル修飾タンパク質の検出法とLC/MSを用いた酸化修飾タンパク質の分析法を確立しました。
・糖尿病の発症リスクとの間に相関がある遺伝子をSNP解析により明らかにしました。
・食後高血糖やタンパク質糖化の予測を目的とした、血球遺伝子のマイクロアレイ解析法を確立しました。