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研究活動


研究成果:領域4


健康長寿実践科学領域の創成・展開

本学グローバルCOEプログラムにより得られた研究成果を紹介します。

研究領域の概要

領域3「ヒト評価系のためのバイオマーカー探索・食品の安全性評価法の確立」により確立したバイオマーカーの妥当性を各種疾患モデルにより検証し、食品選択・栄養教育・服薬指導等のヒト介入の有効性を評価するための指標としてアウトカムリサーチに利用します。アウトカムリサーチを実践してきたニュージャージー医科歯科大学のR.デッカー教授との連携を深め、アウトカムリサーチの方法論について情報交換を行います。
機能性食品と医療品の効果・安全性を経時的に評価する個人代謝プロファイル法を確立します。

・個人の代謝・遺伝素因の特性を考慮したテイラーメイド型食品選択・医薬品利用の根拠の確立


主な研究成果

・茶カテキンを含むモデル食品を用いてランダム化比較試験を行い、生活習慣病の発症リスク検出力の高いバイオマーカーを検索し、遺伝子多型により応答に個人差があることを明らかにしました。
・テイラーメイド個別栄養・食品選択支援プロジェクトを推進し、メタボリック症候群に関連した血液指標により食品摂取状況の特徴的な集団が抽出され、対象者の特性に応じた支援基盤を整備しました。
・糖尿病および腎臓疾患の患者に対する酸化ストレス抑制を目的とし、コエンザイムQ10などの抗酸化物質の効果判定指標として、有用な酸化、抗酸化能マーカーを整備しました。
・臨床試験をコーディネートできる人材の育成を行い、実践研究リーダーの育成のため、海外連携先拠点へのエキスパート海外研修を行いました。